Rlilishと SDGs vol.1

SDGsとRilish

Rlilishと SDGs vol.1

大きい我が家である、‘地球’をみんなで大切にするために必要な考え方の一つに、サステナブル、エシカルという言葉があります。

サステナブルとは、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉で『続けていくことができる』などを意味します。

rilishがそれらにどう向き合い、どう取り組んでいるのかご紹介したいと思います。

Rilishとサステナブル

これまでの経済体系は、大量にモノを作って、大量に購入(消費)する、いわゆる大量生産・大量消費と呼ばれるものでした。

これにより私たちは豊かさを手に入れる反面、環境、エネルギー、労働環境と3つの面で大きな問題に直面したのです。

イギリスで始まった産業革命を皮切りに、日本でも、1960年に入ると急速な経済成長を遂げ、大規模な設備投資が始まり生産コストが下がり、大量生産が可能になりました。これにより市場には安価な商品が溢れ、熾烈な企業間の価格競争も激化し、コンビニエンスストアや24時間営業の店舗が増えいつでも買い物ができるようになりました。

物がすぐ手に入ることも豊かさですが、rilishではものを慈しみながら一緒に時を過ごしていくという豊かさを提案したいと考えます。

かつて、日本はひとつのものを長く大切に使ってきました。「もったいない」という言葉は多言語では表しきれない、日本語のみの意思と概念であり、2004年に環境分野ではじめてノーベル平和賞を受賞したケニア人の環境活動家であるワンガリ・マータイ氏はこの言葉に感銘を受けMOTTAINAIを彼女の活動の中で使用しました。

大量生産・大量消費により、廃棄物も増加しました。それに伴い、不法投棄も増え続けています。川や海に捨てることで水質汚染の原因となり、森林減少同様、生態系への影響も見られているのです。

また、日本国内では、埋め立て処分場の問題があります。燃えるごみは焼却しても、約10%の灰が残ります。狭い日本では新しいごみ処分場を作ることがむずかしく、このままだと2040年には満杯になると言われています。

江戸時代の日本は、ゴミが存在しにくい社会、たいていのものは修理できる、排泄物でさえ農民が買い取り肥料として使用する循環があった時代でした。

毎日新しい物が作られそれ以上のものが捨てられていく、現実にはそういった問題も起こっているのです。

ものを大切にすることはそのものを尊敬し、寄り添い、向き合うことにもつながります。

「壊れたら修理するより買い替える」ことが主流になっている今の私たちが見習いたい文化ですね。

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